活動レポート
蝶の飛ぶまちニュース 第48号 10月20日
名古屋 蝶の飛ぶまちプロジェクト COP10パートナーシップ事業
■今年の蝶の調査最終日
今年で2年目になった蝶の調査は10月の2回目の現地調査をもって2011年の最終となります。蝶の幼虫や成虫の種類は全体として昨年と同じような傾向がでていますが、今回アブラナ科の植物にはキャベツを選定した事もあり、モンシロチョウの幼虫や蛹も観測できました。
滋賀銀行さんではアオスジアゲハの蛹が、プランターから隠れたビルの縁石部分と玄関のステレスサッシについていました。この部分は昨年、ナミアゲハの蛹が見られた所です。専門調査員によればハチなどに襲われないように陰に隠れて蛹になるようで、なぜかステンレスのサッシについている状態を見かけます。

<ステンレスサッシにアオスジアゲハの蛹がついています>
■中日ビルではアオスジアゲハがビルのルーバーに
中日ビルのプランターの調査中にアオスジアゲハが飛翔しているのを確認できました。そのアオスジアゲハはそのまま、ビルの3階部分の外壁ルーバーにとまり、じっとしていました。またナミアゲハの蛹が3匹、プランターと石張の柱の足元の隙間で、ハチに見つからないようについているのを発見できました。

<中日ビルのルーバーにアオスジアゲハがとまっていました>

<中日ビルでは柱の足元の隙間にナミアゲハの蛹>
■センタービル屋上ではヤマトシジミ
センタービル屋上はビル10階の上にあり、テレビ塔やミッドランドスクエアがよく見えます。その屋上で小さなヤマトシジミが飛んでいるのを写真におさめました。
ヤマトシジミのような小さな蝶は高い所には飛来しにくいと思われていましたが、同じ条件のパナソニックビルでも三晃社さんでも観測できています。飛来頻度はやや低いようですが、全体の個体数が増えれば、ビル10階の高さは飛来の障害にはならない事が実証されています。

<センタービル10階屋上にヤマトシジミ>

<栄交差点に植えられたペンタスに吸蜜するアオスジアゲハ>
記事:プロジェクト事務局